本当に毎日毎日、恋してた。 先生しか見えなかった。 そんな先生が・・・ 今、私に手を差し伸べる。 お父さんから先生へ。 お父さんは緊張した顔で少し笑った。 私は先生の手に手を重ねた。 涙が溢れた。 こんな幸せな日が来るなんて。 信じられないよ。 だって・・・ あんなに遠い人だったんだ。 みんなの人気者で、先生はいつも太陽みたいに輝いていた。 先生、夢じゃないよね。