「直・・・俺、大人に見える?俺も、子供だよ。直の前ではな」 「先生・・・もっと子供になって」 私は、先生の真似をして、両手で先生の顔を挟んでみた。 ひんやりとした耳が気持ちいい。 先生の肩越しに見える観覧車が、キラキラと輝いて色んな色を放っていた。 「じゃあ・・・和人って呼んで」 「和人・・・」 先生は、ニヤッと笑い、私をぎゅっと抱き寄せた。