朝食にお粥を作った。 俺と直の甘い時間を邪魔する玄関のチャイム。 「誰だろう。こんな朝に」 俺は立ち上がり、玄関へと向かった。 ―ガチャ 「はい?」 俺の胸は、ありえないくらいドキドキしていた。 肌寒い朝の風が俺の頬をかすめた。 「あ・・・すいません。これ、直さんに渡してもらえますか?」 忘れもしない。 要輝彦君。 直の専門学校の友達で、超イケメン、モテモテの要君。 俺がずっと何となく気になっている存在。 来た。 恐れていたことがやってきたようだ。