くびわ




「綾、羽くん…」


「なちこちょっと涙目
やりすぎたかな…ごめんね」



眉を少し下げた綾羽くんが
私の目じりに触れた。


そして優しい指先はそのまま私の首に付けられたモノへと滑り、触れる。




「似合ってる…なちこエロい」


「何付けたの…?」


「チョーカー」




私は自分でわかるくらい目を大きく見開いた。