「…んー、今週末の加賀美さんの婚約パーティー、先約があるからって欠席しようとしたら多田部長に部長命令で参加強制された」
当たらずとも遠からず、の答えを由紀には話すことにする。
「…ああ!それね。総務部でも出欠取ってたよ。私も一応参加にしたけど、先約あるのに強制参加とかパワハラもいい所だね」
由紀が眉間に皺を寄せる。
先約って大石さん?そう聞かれるけど、大石さんではないと答える。
「うちの会社と向こうの会社の合同ならかなりの規模になりそうだよね。それだけ両方の会社にとっておめでたいことだって言うのは分かるけど」
ね、と相槌を打ちつつ、また溜息を溢してしまう。
本当にどうしようかな…そう思いながら運ばれてきたグリーンカレーを、食欲はあまり無かったが何とか胃に流し込んだ。
当たらずとも遠からず、の答えを由紀には話すことにする。
「…ああ!それね。総務部でも出欠取ってたよ。私も一応参加にしたけど、先約あるのに強制参加とかパワハラもいい所だね」
由紀が眉間に皺を寄せる。
先約って大石さん?そう聞かれるけど、大石さんではないと答える。
「うちの会社と向こうの会社の合同ならかなりの規模になりそうだよね。それだけ両方の会社にとっておめでたいことだって言うのは分かるけど」
ね、と相槌を打ちつつ、また溜息を溢してしまう。
本当にどうしようかな…そう思いながら運ばれてきたグリーンカレーを、食欲はあまり無かったが何とか胃に流し込んだ。



