二番目で…

ズキ

そうだよね、彼女は麻奈ちゃんで私はただの友達。

「美優も大丈夫か?」

私が立ち上がろうとしたときに手を差し伸べてくれた海里。

その後ろで彼女が私を睨んでいた。

杏が言っていたことは間違いではなかったんだ…

「うん、大丈夫。
 一人で立ち上がれるよ」

そう言って私は海里の手を避けて一人で立ち上がった。

一人で立ち上がった私を見て海里が少し切ない顔をする。

なんで?

なんで、そんな顔をするの?

海里の彼女は麻奈ちゃんでしょ?

私の胸は、張り裂けそうなくらい苦しかった。