転性悪役令嬢~昼は少年、夜は少女~破滅フラグ回避頑張ります

 はい。最下位は免れたものの、5位でした。
「ああ、レンガ割りの練習ばかりしてて、剣を磨く練習する時間がなかったぁっ」
 はぁ、そうですか。いやいや。うん、どんまーい。でも、剣磨きだけならきっと最下位だったよ、レンガの補給姿見てて、トータルで5位まで上がったんだよ、きっと。
「1位が7点、2位が6点と加点されるので、我が1年Fクラスは、今のところ10点です」
 ソフィア先生が紙を見ながら口を開いた。
「1位は、11点のSクラス。そして、なんと2位はAクラスと我がFクラスが同点の10点で並んでます!」
「うわーっ!すげー!」
 生徒たちが湧く。
 そして、ソフィア先生がニコニコ顔だ。
「フレッド君やサーシャさんの剣の型はとても美しいので、かなり高得点が期待されます。少なくとも、真ん中の4位には入れるはずです」
 ふむふむ。
 で、そのあとと私も真ん中の4位とか取れば、最終的にトップ3に入れるんじゃない?
「そう甘くはないんだよっ」
 どこからかバカにする声が響いてきた。
 ん?
 昼食をはさんで午後の競技が始まる。
 って、まるっと1日使うなんて、本当に運動会みたい。
 他の学年の種目を見るのも楽しい。3年生の補給班なんて、借り物競争みたいなんだよ。必要なものをいかに早くそろえるかとか。
 さて、次はフレッドたち剣の型種目です。
 先鋒から大将まで5人が一人ずつ出て型を披露するみたいです。
 まずは一人目。
 SクラスからFクラスまでの代表選手が横並びになって剣を振る。
 うわぁ。とびぬけてBクラスの子が綺麗な型を披露してる。あとはドングリの背比べ。軸がぶれてたり、止めるところで止まらず流れたり。
 一応剣は持って訓練はしてるけど、初心者の域を抜けてない感じだ。
 点数は、先生たち5人が札を上げて採点するようだ。テレビ番組みたいだな。
 Sクラスの選手、4点、3点、3点、4点、4点。ふむ、初心者レベルだと、5点満点で3点以上はつくのか。
 Aクラスも似たような点。一番きれいだったBクラスの生徒は、5点4点5点5点5点。さすがに優秀!
 で、Fクラスは、3点2点2点2点2点。
 あれ?他のクラスは3点以上ついてたのに、2点が出た。
 ……私の目からはドングリの背比べに見えたけど、劣ってたのかな。うん、まぁ、初心者レベルの差異は正直よくわからない。
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