私と言う婚約者がありながら、攻略対象であるヒロインにぞっこん惚れて、一時は二股状態……。
「そうだろ?そうだろ?やっぱり、一人を愛し続けるのが理想だよな、うん、だから、いつか出会う愛する人のために、いちいち事故で責任とる必要なんてないんだよっ。もう忘れちゃえ」
きっぱり、昨日のことは忘れるのです。
呪いが解けた私の姿は記憶のかなたに葬りさるのです。
フレッドの顔が赤くなる。
「わ、忘れられるわけないだろうっ」
フレッド、だから、思い出すなって!
「まぁなぁ。初めて触った胸だもんなぁ」
マージがうんうんと頷いてる。
「初めて触ったのは、みんな母親だろ!」
二人が白い目で私を見た。
なんだよ、正論だろ?
「お前、幼稚だな」
はぁ?マージ、お前に言われる筋合いはないっ。っていうか、こう見えても、前世34歳たす現世11歳で、精神年齢45歳やぞ!あ、まって、前世では精神年齢永遠の10歳とか言われてたわ。……もしや、こっちでも精神年齢永遠の10歳で成長してないとか?
あー、あー、オタクの精神成長しねぇ!
「忘れられない……どうしても、彼女のあの長くて美しい金の髪も、澄み切った深い紺色の瞳も……」
ひぃーっ、しっかり顔覚えられてるっ!
よくあんな短い時間で目の色まで覚えてたなっ!
やばい、まじ、さっさと忘れてくれ。
「フレッド、お前、まさか……」
■36
マージの声が、別の声にかき消される。
「トーナメント表が張り出されたぞぉ!」
廊下に響き渡る声と足音。
マージがはっとして足音を追いかける。
「対戦相手が決まったのか。おい、行こうぜ!」
補給班の一人が息を上げながら教室に飛び込む。
マージとフレッドと私の3人がそのすぐあとを追って教室に入った。
あの、廊下は走っちゃいけないんだけどね……。
「対戦相手は?」
はぁはぁ苦しそうな息遣いの補給班に、フレッドが話しかける。
「これ……」
補給班は握り締めてくシャリとなった紙をフレッドに渡した。フレッドが、私やマージにも見えるように紙を開くと、急いで書き写したであろうトーナメント表があった。
「……1回戦の対戦相手は……4C……」
ってことは、四年のCクラスってことか。
「4Cの代表と言えば、ブランカ」
ブランカ?女性名だよね?へぇ。
「そうだろ?そうだろ?やっぱり、一人を愛し続けるのが理想だよな、うん、だから、いつか出会う愛する人のために、いちいち事故で責任とる必要なんてないんだよっ。もう忘れちゃえ」
きっぱり、昨日のことは忘れるのです。
呪いが解けた私の姿は記憶のかなたに葬りさるのです。
フレッドの顔が赤くなる。
「わ、忘れられるわけないだろうっ」
フレッド、だから、思い出すなって!
「まぁなぁ。初めて触った胸だもんなぁ」
マージがうんうんと頷いてる。
「初めて触ったのは、みんな母親だろ!」
二人が白い目で私を見た。
なんだよ、正論だろ?
「お前、幼稚だな」
はぁ?マージ、お前に言われる筋合いはないっ。っていうか、こう見えても、前世34歳たす現世11歳で、精神年齢45歳やぞ!あ、まって、前世では精神年齢永遠の10歳とか言われてたわ。……もしや、こっちでも精神年齢永遠の10歳で成長してないとか?
あー、あー、オタクの精神成長しねぇ!
「忘れられない……どうしても、彼女のあの長くて美しい金の髪も、澄み切った深い紺色の瞳も……」
ひぃーっ、しっかり顔覚えられてるっ!
よくあんな短い時間で目の色まで覚えてたなっ!
やばい、まじ、さっさと忘れてくれ。
「フレッド、お前、まさか……」
■36
マージの声が、別の声にかき消される。
「トーナメント表が張り出されたぞぉ!」
廊下に響き渡る声と足音。
マージがはっとして足音を追いかける。
「対戦相手が決まったのか。おい、行こうぜ!」
補給班の一人が息を上げながら教室に飛び込む。
マージとフレッドと私の3人がそのすぐあとを追って教室に入った。
あの、廊下は走っちゃいけないんだけどね……。
「対戦相手は?」
はぁはぁ苦しそうな息遣いの補給班に、フレッドが話しかける。
「これ……」
補給班は握り締めてくシャリとなった紙をフレッドに渡した。フレッドが、私やマージにも見えるように紙を開くと、急いで書き写したであろうトーナメント表があった。
「……1回戦の対戦相手は……4C……」
ってことは、四年のCクラスってことか。
「4Cの代表と言えば、ブランカ」
ブランカ?女性名だよね?へぇ。


