なんだっけ。ものには弱点があり、それを見極めることができれは小さな力で……岩をも砕くことができるだのなんだの。
日本の漫画にもそういうのあったなぁ。うん。秘孔というかなんとういうか。
じーっとレンガを見る。
じー。
って、分からないよっ。達人でもなんでもないんだから!そもそも、兄もまだ習得できないとか言ってたのに、私にできるわけないっての!
スパーン。
とりあえず木刀を振り下ろしてレンガを割る。
一度に割れたのは2つ。……ぐおっ。結構手に響くなぁ。
そうそう、空手の瓦割りでもそうだったって言うよね。
割り切れば手に響かないけど、割れなかったら手が痛いって。
ってことは、割れた2つのレンガの下に割れなかったものがあるから手に響いて痛いんじゃない?
というわけで。
瓦割りするときのように、台を作って、その上にレンガを2つ積み上げる。そこに木刀を振り下ろす。
スパーン。
うん、今度は手に衝撃がほとんどない。
というわけで、同じように、積み上げては割るを繰り返す。
■20
「はい、終了!数えてた?」
ソフィア先生に言われて、補給班部門が数を答えた。
もう働いているのか。補給班……。
「1番は、マージ君で、108個のレンガを割りました」
うわー、すげぇ。
それから、2番、3番と名前が上がり……。
おや?私の名前は?
「最後はリザーク君です。レンガの数は40個です」
最期?あれ?ってことは……打撃部門じゃなくて、私、一人、何に出場することになるの?
「おい、リザーク、お前本気出したのか?」
マージが怖い顔をして私の顔を見た。
……出してない。いや、さぼってもいないけど……。
「なんで、そんな涼しい顔してるんだよ。もっと本気出せよっ。俺ですら、腕がしびれてるんだぞ?」
マージが私の胸倉をつかんだ。
「ま、待ってください、リザーク君はさぼってたわけでなくて、ちょっと変わった方法で剣を振っていたので時間がかかっただけだと思いますっ」
補給班の一人がマージの暴走を止めてくれた。
「変わった方法?」
「はい。なんか、こうしてレンガを積んでから割っていました」
別の補給班の子が、僕がしていたように、レンガを間をあけ左右に二つ並べ、その上に割るためのレンガを2つ重ねておいた。
「なんだ?どうしてそんな無駄なことに時間をかけた?」
日本の漫画にもそういうのあったなぁ。うん。秘孔というかなんとういうか。
じーっとレンガを見る。
じー。
って、分からないよっ。達人でもなんでもないんだから!そもそも、兄もまだ習得できないとか言ってたのに、私にできるわけないっての!
スパーン。
とりあえず木刀を振り下ろしてレンガを割る。
一度に割れたのは2つ。……ぐおっ。結構手に響くなぁ。
そうそう、空手の瓦割りでもそうだったって言うよね。
割り切れば手に響かないけど、割れなかったら手が痛いって。
ってことは、割れた2つのレンガの下に割れなかったものがあるから手に響いて痛いんじゃない?
というわけで。
瓦割りするときのように、台を作って、その上にレンガを2つ積み上げる。そこに木刀を振り下ろす。
スパーン。
うん、今度は手に衝撃がほとんどない。
というわけで、同じように、積み上げては割るを繰り返す。
■20
「はい、終了!数えてた?」
ソフィア先生に言われて、補給班部門が数を答えた。
もう働いているのか。補給班……。
「1番は、マージ君で、108個のレンガを割りました」
うわー、すげぇ。
それから、2番、3番と名前が上がり……。
おや?私の名前は?
「最後はリザーク君です。レンガの数は40個です」
最期?あれ?ってことは……打撃部門じゃなくて、私、一人、何に出場することになるの?
「おい、リザーク、お前本気出したのか?」
マージが怖い顔をして私の顔を見た。
……出してない。いや、さぼってもいないけど……。
「なんで、そんな涼しい顔してるんだよ。もっと本気出せよっ。俺ですら、腕がしびれてるんだぞ?」
マージが私の胸倉をつかんだ。
「ま、待ってください、リザーク君はさぼってたわけでなくて、ちょっと変わった方法で剣を振っていたので時間がかかっただけだと思いますっ」
補給班の一人がマージの暴走を止めてくれた。
「変わった方法?」
「はい。なんか、こうしてレンガを積んでから割っていました」
別の補給班の子が、僕がしていたように、レンガを間をあけ左右に二つ並べ、その上に割るためのレンガを2つ重ねておいた。
「なんだ?どうしてそんな無駄なことに時間をかけた?」


