転性悪役令嬢~昼は少年、夜は少女~破滅フラグ回避頑張ります

 早朝筋トレ及び、剣術、乗馬、そのほかもろもろの訓練は……続くのである。
 初等部の授業時間が唯一の休憩タイムとか……。兄たちの愛が重い……。
 さて。そんなこんなで初等部を終え、11歳。中等部へと進むことになりました。
 初等部は、休憩タイムなので授業とかそっちのけだったんだ。常にぼんやりモード。

 中等部から王都の学校に通います。
 まぁ、公爵家なのでね。王都のそれなりに名前の通った名門校へ入らされた……。っていうか、兄7人が通った学校……に、入らされました。
 名門校だけあって、貴族の子息令嬢も増えるため、親の評判を落とさない程度には授業に参加しないといけない。初等部の時のように、授業中常にぼんやりしてたらまずい。
 けど、高等部に進む気はないので、頭角を現さないようにしなければいけない。
 って、初等部の授業さんざんさぼってた自分が、頭角を現すもくそもないと思うんだけどね……ははは。
 てなわけで、入学式。
 11歳の一年の私、12歳の2年の兄7、14歳の4年の兄6が同じ学校に通うことになります。
「新入生代表挨拶」
 ぶはっ。
 壇上に姿を現したのは、第二王子(発狂死)じゃないかっ!
 聞いてない!中等部も一緒とか、聞いてない!
 ってか、よく考えたらこの学校、国内1番上の学校だったわ。そりゃ王族も通うっての……。ぐああ、やだ、戻る。領地にもどるのっ!
 あああっ。関わりたくない。いや、関わるもんかぁ!
「在校生代表」
 生徒会長として名前を呼ばれて壇上に立ったのは兄6。女性との黄色い声が上がる。
 むっふむっふ。お兄様素敵!王子に負けてない!っていうか、その王子、兄7に粉かけるから気を付けて!っていう二次創作本情報。
 うぐぐ、二次創作的には王子の存在は美味しいけど、悪役令嬢的には超迷惑っ!見てるだけで関わらないには……。
 ああそうだ!この学校、国内1の規模を誇る大型校なので、1学年クラスは7つあります。
 同じクラスにならなきゃいいんですよ。幸いにして、クラス分けは能力別。
 高等部進学できそうな人はバリバリ鍛え上げ、どうも頑張っても無理そうな人はそれなりにという。ね。