こっちを見て

美桜ちゃんが思ったより
顔を近付けてくるからビックリした


美桜「蓮君って好きな人いるのかな」

楓『いるよ』



自分で思ったより
つめたい言い方をしていた



もしかして美桜ちゃん蓮のこと…




美桜「楓くん…?」



僕の異変に気づいたのか
美桜ちゃんは心配したように
顔をのぞきこんできた



楓『あっ!ごめん!
ちょっと眠くなって
ボーッとしちゃった!!』


慌てて笑顔を作った



美桜「そっか!じゃあ寝よっか」

楓『うん、おやすみ』

美桜「おやすみ」