追いかけた夢は物語だった

あの頃は夢中で

ただ無知だった


大人になればなるほど増えていく
数えきれない後悔の屍
夢見たのは足枷のない自由の楽園


くだらない夢だと嘲笑ったのは
――自分だった


腐った瞳ではもう世界をみることはできない
望んだのは小さな書斎
物語があふれる幸せ



望んだのは、なんだったか