なにも手がつかなくなって
宵闇の中沈んでゆく

迷い進んだ時の森
出口は遠ざかり逃げていく
誰かのせいにするしか
自分を守る術は知らなかった

ねえいつかまた、
陽に包まれることを許されるのなら

今度はきっとうまくやってみせるから
                   
だからお願い――その手をとらせてくれないか


ひとりはこわくて息詰まるんだ



だから今度はきっと――ふたりで


ふたりでいこう