初めてではないけれど。

「え山口?」

顔色が悪い山口が保健室に入ってきた。

そしてその場で吐き始めた。

俺は背中を擦りながら「大丈夫か?」と声をかけた。意識が朦朧としているようだった。

「き....気持ち悪い...」

本当に苦しそうだ。

(大丈夫かよこれ。)

俺は山口をベッドに寝かせた。

「はぁ..はぁはぁ......スゥ」

よかった。寝たようだ。