水縹色(みはなだいろ)の春【1】

皆んなそれぞれ屋台で好きな物を買い、花火が見える所まで移動した。

私は買ってきたラムネを開けるが、上手くビー玉を押し込めないでいた。

「貸せよ。」

るいが開けてくれて、一口飲む。

「ちょっと、なんであんたが飲むのよ。」

「いいだろ〜?開けてやったんだから☆」

このまま飲むと、間接キス…?

体が異常に反応してしまう。

るいはこういうの気にしないの!?

「…あっ。そういえば、あきらと仲直りできたの?」

「とっくに。俺たちの友情は鉄よりカタい♪」

何事もなくて本当によかったぁ。

一安心した。

そして、私はあの質問をしてみる。

「ねぇ…、この前こころとゆうた君と4人で家で遊んだ時、私になんて言おうとしたの?
…ほら、ベッドに倒れちゃった時、私の名前言って何か言おうとしたでしょ?」

「あぁ〜。…忘れた。」

は!?なによそれ!!

こっちはずーっと気になってたっていうのに!!

「でも、あんとき近くで見たみおが凄く綺麗だったのは覚えてる。」

「は?…なにそれ…意味わかんない。」

私はグッとラムネを飲んだ。