水縹色(みはなだいろ)の春【1】

「よぉ〜し!中学最後の夏、思いっきり楽しもう〜!」

「もぅ〜こころ張り切りすぎ!」

私とこころは2人ではしゃいでいた。

なぜかというと、今日は花火大会。

私はこの日をとても楽しみにしていた。

だって、るいとも一緒に見て回れるから!

るい以外の友達も結構来るけど、それでも一緒に花火を見れることが嬉しかった。

「みおちんの浴衣可愛い〜♪」

「そおか〜?なんか暗くね?」

今日もさなの一言一言がキツイ…。

こころはピンクの可愛らしい浴衣で、私は紫の大人っぽい浴衣にした。

2週間前から私たち2人で買い物の際、一生懸命選んだ。

「みんなお待たせ〜☆
おっ!こころ可愛い〜♪みおちゃんも大人っぽくて綺麗だね〜♪」

こころの彼氏のゆうた君達がやってくる。

るいはダルそうについてくる。

人混み嫌いだもんね…、でも私は今凄くハッピーなんだぁ。