【特別編〜ツバサとラン&ライの関係】

皆様、こんにちは!作者の☆リサーナ☆です(^^)
早いもので片翼も第1章が終わってしまいました〜(^◇^;)皆様、お楽しみ頂けていますでしょうか??

今回は特別編と言う事で、片翼からの読者様でも分かりやすいよう主人公ツバサ君とランちゃん&ライ君の関係を家系図を使って説明させて頂きます。
また、夢の言葉からの読者様も振り返りながら楽しんで頂けたら……と思います(^^)

まずは、こちらをご覧下さい!

《イラスト提供》
親世代(ヴァロン、アカリ、リディア)は前作夢の言葉シリーズの専属絵師を務めて下さいました不器用なヤン様。
子世代(ツバサ、ヒナタ、ヒカル、ラン、ライ)は片翼の表紙絵を担当して下さっているふわふうわ様。
素敵なイラストを本当にありがとうございますm(_ _)m


では、まずは主人公ツバサの両親、ヴァロンとアカリから説明して行きます(^^)

二人は前作「夢の言葉は魔法の呪文」から始まる夢の言葉シリーズの主人公&ヒロインになります。

ヴァロンは今作でも登場している人の夢を叶える何でも屋"夢の配達人"で、最高位であるSランク白金バッジを16歳という若さで取得してから19年もの長い間保持した、と言われる伝説の夢の配達人です。
しかし、一見輝かしい人生を送っているように見えますが産まれた時から珍しい白金色の髪と瞳を持っていた事からいわゆる差別や偏見を受け、辛い幼少期を過ごしたという過去を持ちます。

アカリは17歳までいわゆる一般庶民として育ちますが母親の死をキッカケに、幼くして他界していた自分の父親が名家の跡取り息子であった事を知り、父方の祖父に引き取られる事になります。
両親を亡くし、身内がいなくなってしまったと思っていたアカリは最初自分に祖父が居る事を知り喜ぶのですが、引き取られた先で待っていたのは跡取りである婿を取る為の政略結婚。住み慣れた家や仲の良かった人達との関係を絶たれ、18歳になるまでの1年間、名家の孫娘として恥ずかしくない花嫁になる為強制的な花嫁修行を課せられます。

二人はそんな中、出逢います。
その際偶然を装っていますが、実はヴァロンはアカリを最高の花嫁にすべく執事兼家庭教師としてアカリの祖父アルバートによって陰ながら雇われた偽りの出逢い。つまり、夢の配達人の仕事である事を隠してヴァロンはアカリに近付き、18歳になるまで共に時を過ごします。
しかし、一緒にいる内に辛い状況下の中でも必死に頑張るアカリの姿、また彼女の優しさに触れてヴァロンはいつしか任務ではなく側に居たいと望むように。
またアカリも当初はその見た目に胸を高鳴らせながらも、本当のヴァロンを知る内に彼の美しい心に惹かれていきます。

花嫁修行、任務が終わりの日を迎え、離れ離れになってしまうかと思われますが、そこは伝説の夢の配達人と呼ばれているヴァロンがこれまで培ってきた経験や知識を活かして回避。祖父アルバートも見事説得し、心を開かせる事に成功。
その後もヴァロンとアカリは様々な苦難に巻き込まれ何度も引き離されそうになりますが、その度に諦めず手を取り合い、やがて結ばれ、ヒナタ、ヒカル、ツバサという三人の子宝に恵まれます(^^)