「殿下。買い付けてください」 「それは無理だライラ」 「あの子がほしい」 「国籍があるそうだ。ここに住んでいるんだよ」 「連れて帰りたいの」 我儘を炸裂させるライラを王子とファイサル船長が宥めている横で、私はレイスと一緒になってワチャワチャ遊んだ。機械小動物が一緒に踊ってくれるのだから、もう止まらない。 メイムーンは自分の剣舞を、果物ナイフ2本を使って機械子猫に仕込んでいた。