そんな気がする。 沈みすぎた体が浮上するように涙が溢れると心が体が軽くなった。 それから私は何分か泣き続けた。 泣き疲れた私は最後に羽崎に「ありがとう」とだけ言った。 そうして羽崎は無言で私の体を自分の体からそっと壊れ物を扱うかのように優しく離した。