「勘って、羽崎君」 つい、眉をしかめそうになるのを我慢する。 「そんなことで羽崎君を嫌いだなんて決めつけられるなんて私悲しいよ」 なんとも愚の骨頂のような答えに一応、私は被害者面を決めておく。 その瞬間に羽崎は距離を急に詰めてくる 「俺の勘って結構当たるんだよ」 距離の近さと謎の圧にまた後ろに下がりそうになった私だったが、やめた。 鼻先数センチのとこにいる羽崎の瞳と私の瞳が合ってしまったからである。