あたしも、そう思えるような心が欲しいんだけれど。
ううん…やっぱり無理…!
「まあ、もし翔が緋奈ちゃんの部屋に行ってもバレないように協力するからさ。学級委員だし、俺。」
まかせてよ!と言わんばかりに、どんと胸を張る坂口くん。
「さっすが魅斗っ!頼もし〜っ!緋奈ちゃん、もちろん僕も協力するからっ!」
「…まあ、俺も協力してやらんでもない…。」
お箸を握ったまま坂口くんに小さく拍手をする陸くんに、そっぽ向いて小さくつぶやいた滝本くん。
「あ、ありがとうみんな。」
あたしは、ぺこりと頭を下げてお礼を言った。
みんなの気持ちは嬉しいけどとりあえず、ひとりでも頑張ろうと思う…!
隣の翔くんにはまだ心配そうな表情をされてしまったけれど…。
ユーレイの話はこれで終わって、再び食事を楽しんだ。


