思いよ届け

千春「りき、立てる?」
りき「ぅぅぅ、うん。」
千春「支えるから。」
千春「せーの、よいしょ」
ドン
りきがしゃがみこむ
千春「えっ、じゃあ、ちょっとずつ。ちょっとずつ進もう。」
りき「ぅぅぅハァ、ハァ、ゴホッゴホッ」
千春「背中、さするよ?」
りき「うっ、痛い。」
千春「ゆーっくり息をしてごらん?」
りき「ぅぅぅスーハーうっぅぅぅ」
千春「サスサス」
りき「あ、ありがとう」
りき「うっ」
千春「進める?」
りき「ごめん。無理そう。うっ」