菜花「!?」
痛!!?急に電撃が走ったかのような痛み。
なんであの男の手に私の耳飾り持ってるの??
これは私の血....?

浪士「お嬢ちゃん、大丈夫かい?耳から血を流しちゃって!素直に渡さないからだよ。」


なんで、どうして、こんな目に遭わなきゃいけないの....。

浪士「悪く思わないでくれよ。最近はちょっとでも盗み働くと、幕府の犬どもに捕まっちまって、むしゃくしゃしてたんだよ。あんたはただ運が悪かったんだよ!」

何を言っているのだろうか…。幕府の犬ってなに?この人は何を言ってるの?私こんなところで死ぬの…?
菜花「!!」

スパーンッッッ!!!!

?「!?!?」
?「!?!?」

菜花は男の背後に周り思いっきり竹刀を胴に打ち込んだ。
それから

ダンダンダンッッッ!!!


?「え?あれは....!」