『蓮くん…何しに来たの…』

いきなり目の前に現れたからビックリして。

おどおどするけど。

思い切って聞いてみた。


そうすると、

いきなり話し始めてきて。

アタシ。

鳥肌がたったけど、

話すことにしたんだー…。



『久しぶりだネ,本当変わってないなぁ…』

すッ。

髪を撫でて言う。

…嫌だ。

『ほっといて下さい,触らないでください』

そう言ったら。

素直に手をどけた。

『で,なんでココに居るんですか』

『ん~…??』

『な・ん・で・で・す・か!!!』

『え??可愛い弟を見に来たんだよ』

その時。

口があんぐり開いたまま。

動かなくなった。

…レンが弟…??

どういうコト??

『どういうことかって…簡単じゃん…』

…え??テレパシー!?

『俺,宇宙人だし…言ったろ??』

そっか…。

『そういえば,のどかチャン』

…はい??

『実はね,王子を取り巻く7人全員が』

『王子と同じモノを食べるのネ』

…ってことは…。

『そ,あと6人はまだ来るヨ♪』

嘘…!!??