「翔真ぁあっ!!おっはよー!!」

部活三昧の冬休みも終わり、新学期になると元気に明徳学園の正門へ未茉は向かうと、

「未茉!おはよう。」

BIG3と登校する翔真の姿に気付き大きく手を振ると、未茉に気づいた彼も嬉しそうに微笑むと

「っと…!!」

飛ぶように思いっきり抱きついてくる彼女をしっかり受け止め、
「昨日電話したんだよ?」
「わり、寝てたなー」
「またかー」
まるで入る隙間などないくらいしっかりと見つめあって話し出す二人に

「「ま・・・いいけどね・・・。」」
こうなることは想像ついていた三上と結城は呆れた視線を送る・・・