「翔真、本当に優しいよな。あたしアイツのああいうとこすげー好…」
と言いかけながら部屋に戻ってくると物凄い勢いで静香が突進してくる。

「未茉ぁぁあああ!!あんたなんでうちに黙ってたん?!」
「あ?」

「あんたほんまにもう処女じゃないんか?まだガキの匂いしかせぇへんで。」
納得できないのか半信半疑でくんくんと未茉の匂いを嗅ぎ、
「セックスしたら女は綺麗になるとか言うやん。あんたまだガキくさいで」

「しそうになったことあったけどしてねぇなぁ。」

ビールをぐびぐびと飲み干しながらあっさりと答える。
「なんやてぇ!?ほなさっきなんで泊まるとか聞いとんねん。」
「BIG3ならみんなでうちに何回か泊まってるぜ。」

「あんたら付き合ったんちゃうんか?湊の奴なにモタモタしとんねん。あ・・せやな…あんたのそのけったい身体じゃ勃起しぃひんのやな。かわいそうになぁ。今さら後にひけんのやろ…あんな分かりやすいばぁちゃん言い訳にして帰るくらいやからな。」

気の毒そうな顔をした静香がぶつぶつ言いながら未茉の身体を上から下まで見てくるので、

「なんなんだよてめぇは!!!」
「あんたセックスのやり方分かるんか?」
「知るか。」
「痛いで。」
「おま…したことあるのか?」
「ないで。」←きっぱり


「だったら知らないくせに痛い痛い脅すなよな!!こえーな!!」

「なんでも鼻からスイカが出るくらい股が張り裂ける痛みやて。」


「鼻からスイカ・・・ぜってぇ無理じゃね!!?」