必然的な恋

会話終了だ


「じゃああたし行くね」


そう言い立ち去ろうとすると


「キャンプファイヤー行くか?」



驚いて後ろをふりかえった


葵からそんな言葉を聞くと思わなかった


誘ってもらったのは本当に嬉しでもあたしは



「なんか言えよ」



「ごめん」


「そうかよ」


今度は葵が立去る


キュッ


葵の袖を掴み行く手を阻止する


「違う火が怖いの」



あたしの目が揺れてる事にきづいのか