必然的な恋

あたしの視界が真っ暗になった何故かって斎藤の大きな手であたしの視界を隠してるからだ


「何してんの」


斎藤の手をパチパチ叩きながら文句を言うと




「だって彼氏が女と歩いてるとこなんて見たくないもんだろ」


斎藤の手を振り払って



「斎藤あんたって意外と良い奴だな」


そう言いニコッりと笑うと


みるみると顔が赤く染まってく斎藤



「やばい今の笑顔は破壊力ぱね」


声が小さくてあんまり聞こえなかった


「え、何て言った?」