必然的な恋

「もうどこ行ってたの」



頬を膨らませて怒る萌咲失礼かもだけどかわいい



「ごめんちょっと屋上に行ってた」




「屋上!大丈夫何もされてないあーー言うの忘れてた」



手で頭を押さえへなへなとしゃがんでいく萌咲



「屋上はあいつのテリトリー」



あいつというのは多分いや絶対葵のことだろ



「あーその事だけど付き合う事になった」