「あ、ありがとう。ごめんね裕翔君」 そういってカフェを出た。 「里香。」 「へ」 私の大好きな人が私の名前を呼んだ。 さっき、女の子と一緒に帰っていったはずの渉先輩。 「渉先輩、こんにちわ。ニコッ」 裕翔君が私の手を強く握ってそう言った。 「君....、あぁ山田裕翔君か。こんにちわっニコッ」 「それじゃ、先輩さようなら。 行くよ里香。」 「裕翔君?」