「…ッ⁉︎ 優⁉︎」

「付き合ってたら、こういう事もする。ミイは俺のものだから。……イヤ?」

「い、い、い…嫌じゃない、けど…」

「良かった。じゃあ、ミイは俺のものね。」

「……ハイ…」

こうして俺達は付き合いだした。











付き合いは至って順調だった。美衣子は俺の練習には嫌な顔ひとつせず付き合ってくれたし、いつも的確なコメントをくれた。多分俺は褒められると伸びるタイプで、悪く言えば豚もおだてりゃ木に登るタイプなんだろう。美衣子の賞賛があったからやって来れたのだと思う。