「ほんと、大変だよねーりっちゃんも。
なんで毎回あの2人をキャスティングすんのかね?」

「先輩...私疲れましたよもう...。」

「うわ...。少し休み貰ったら?」

「はい...。」

「裏でもあの仲悪いの?あの2人。」

「なるべく近づけないようにしてます。
言い合いが始まっちゃうんで。

テレビに出はじめる前も、ああいう専門家だと講演会とか呼ばれるじゃないですか。

そこでは既に仲悪いで評判だったようなんですよ。」

「若いから血気盛んなのかね?」

「そうですね。特に、玉藻さんの方から吹っかける場合が多いです。
今日も立花さんの挑発に乗ってばちばち言ってましたよ。

そもそも専門的すぎるのか
何を言い合っているのかすら
こちらは把握できないんですけどね。」

「だよねー。
私も楽しく見させてもらってるけど何怒ってるのか分からなかったわ。」

「先輩...楽しくって...。」

「ごめんごめん。
私みたいなのがいるからかもね。2人が出続けてるのって。」

「ほんとですよ...。
いいことなのか悪いことなのか...。

こんなことになるって分かってたら、彼女のマネージャーなんて引き受けてなかったです。」

「うーん...どんまい。」

「先輩...(;´д`)」