♔瑠奈side♔
体育祭まで残り1週間。
私は光ちゃんと公園に来ていた。
「ねぇ光ちゃん、もういいんじゃない?さすがにシュートやりすぎだよ」
公園にあるバスケゴールに何度も何度もボールをシュートさせる光ちゃん。
「絶対勝ちたいから、まだやるんだよ」
「でも……」
「……俺、この勝負に勝ったらお前に伝えたいこともあんだよ。だから、負けねぇ」
……伝えたいこと?
それって、今じゃダメなのかな……。
なんて思ってると、
「瑠奈!探したぞ!もう6時だ!」
と、お兄ちゃんが走りながらやってきた。
体育祭まで残り1週間。
私は光ちゃんと公園に来ていた。
「ねぇ光ちゃん、もういいんじゃない?さすがにシュートやりすぎだよ」
公園にあるバスケゴールに何度も何度もボールをシュートさせる光ちゃん。
「絶対勝ちたいから、まだやるんだよ」
「でも……」
「……俺、この勝負に勝ったらお前に伝えたいこともあんだよ。だから、負けねぇ」
……伝えたいこと?
それって、今じゃダメなのかな……。
なんて思ってると、
「瑠奈!探したぞ!もう6時だ!」
と、お兄ちゃんが走りながらやってきた。