♔瑠奈side♔

翌週。

「南海……あれから考えたけど全然わかんないよ」 

私は考えた挙げ句、南海にすがりついた。

南海はめずらしく光ちゃんと話してて。

「もう……無知すぎると困るものだわ」  

「考えたって、なにが?」

あ、光ちゃんに言ってなかったっけ。

「ずっと、湊翔くんのこと頭から離れなくて困ってて……胸も変な痛みがくるし、こんなのおかしい……」

「……は、はっ!?お、おまっ、マジ?」

と、なぜかびっくりする光ちゃん。

……??

「南海、どういうことだよ!?」