「ごめん…嫌いなとこ、探してた。でも…無かったよ、嫌いなとこなんて。つまりは全部好き。上から下まで、全部。ちょっと…回りくどかったかな?」
もう…
そのちょっと首をかしげて言った顔…
本当、ズルい、かっこよ過ぎるよ。
いったい私は、何回柊君のことを「カッコいい」って思えば気が済むんだろう…
何だかめちゃくちゃ恥ずかしくなって、私は両手で顔を覆った。
「本当に全部好きだよ。うちの会社の入社試験で初めて柚葉を見た時から、ずっと可愛いって思ってた。優しい性格も、仕事をちゃんとこなしてるとこも、全部好きだ」
嘘みたい…本当に?
「気づいたら、もうどうしようもないくらい、柚葉を好きになってた。だからさ、告白した時にフラレたらどうしようって、かなりびびってたし」
「そんなこと…私が柊君をフルなんて…有り得ないよ…」
もう…
そのちょっと首をかしげて言った顔…
本当、ズルい、かっこよ過ぎるよ。
いったい私は、何回柊君のことを「カッコいい」って思えば気が済むんだろう…
何だかめちゃくちゃ恥ずかしくなって、私は両手で顔を覆った。
「本当に全部好きだよ。うちの会社の入社試験で初めて柚葉を見た時から、ずっと可愛いって思ってた。優しい性格も、仕事をちゃんとこなしてるとこも、全部好きだ」
嘘みたい…本当に?
「気づいたら、もうどうしようもないくらい、柚葉を好きになってた。だからさ、告白した時にフラレたらどうしようって、かなりびびってたし」
「そんなこと…私が柊君をフルなんて…有り得ないよ…」



