秋穂紫乃。小学校で六回、中学校で一回。人生で出席番号をもらった経験は七回。今日から中学二年生になって、八個目の出席番号をもらうことになる。
秋穂紫乃。二年三組、一番。八個目の出席番号も、一番。今まで、一番より後の数字をもらったことは、一度もない。
二年三組の表の中に、森山透の文字を探そうと、視線を下げていった。そうすると、自分の名前の一つ下に、阿島の文字を見つけた。続きなんて見なくてもわかる。阿島なんてのはあいつしかいない。あいつと、同じクラス。ああ、最悪だ――。
そのしばらく先に、小鳥遊さんの名前を見つけ、さらにずっと下に、森山透の文字を見つけた。阿島と一緒なんて最悪だし、小鳥遊さんと同じクラスというのはなんだか気まずい。けれど、透くんとも一緒。同じクラス。なんだかそれだけで、救われたような、すべてがどうだっていいような気持になった。透くんと一緒。どうしてだろう、すっごく、嬉しい。
秋穂紫乃。二年三組、一番。八個目の出席番号も、一番。今まで、一番より後の数字をもらったことは、一度もない。
二年三組の表の中に、森山透の文字を探そうと、視線を下げていった。そうすると、自分の名前の一つ下に、阿島の文字を見つけた。続きなんて見なくてもわかる。阿島なんてのはあいつしかいない。あいつと、同じクラス。ああ、最悪だ――。
そのしばらく先に、小鳥遊さんの名前を見つけ、さらにずっと下に、森山透の文字を見つけた。阿島と一緒なんて最悪だし、小鳥遊さんと同じクラスというのはなんだか気まずい。けれど、透くんとも一緒。同じクラス。なんだかそれだけで、救われたような、すべてがどうだっていいような気持になった。透くんと一緒。どうしてだろう、すっごく、嬉しい。



