まあ頑張れや、と見送られて、雑貨屋さんに入った。
女の子ばっかりだ、と振り返ると、間瀬くんは首を振って、行け行け、と言う。
なにか紫乃ちゃんらしいものあるかな、ときょろきょろしていると、ふと、先日、今使っているペンケースがいよいよぼろぼろになってしまったと言っていたのを思い出した。かれこれ五年近く使っている、布製のものらしい。
そうか、デニムのペンケースがあればちょうどいいんじゃないか?
何度も後ろを振り返りたくなりながら奥に進んで、一つ、よさそうなものを見つけた。
ラッピングをしてもらって、お店を出た。
たまらず間瀬くんのもとへ駆け戻ると、「そんなお化け屋敷みたいに出てこなくても」と彼は苦笑した。
「だって、お客さん女の子ばっかりだし、店員さんも女の人なんだもん」
「なんで半泣きになってんだよ」
「だって……」
「で? なんかいいもんはあったか?」
「うん、買ってきた」
「ほう、よかったじゃんか」
「うん」
ありがとう、と続けると、間瀬くんは別におれはなにもしてねえしと苦笑した。
女の子ばっかりだ、と振り返ると、間瀬くんは首を振って、行け行け、と言う。
なにか紫乃ちゃんらしいものあるかな、ときょろきょろしていると、ふと、先日、今使っているペンケースがいよいよぼろぼろになってしまったと言っていたのを思い出した。かれこれ五年近く使っている、布製のものらしい。
そうか、デニムのペンケースがあればちょうどいいんじゃないか?
何度も後ろを振り返りたくなりながら奥に進んで、一つ、よさそうなものを見つけた。
ラッピングをしてもらって、お店を出た。
たまらず間瀬くんのもとへ駆け戻ると、「そんなお化け屋敷みたいに出てこなくても」と彼は苦笑した。
「だって、お客さん女の子ばっかりだし、店員さんも女の人なんだもん」
「なんで半泣きになってんだよ」
「だって……」
「で? なんかいいもんはあったか?」
「うん、買ってきた」
「ほう、よかったじゃんか」
「うん」
ありがとう、と続けると、間瀬くんは別におれはなにもしてねえしと苦笑した。



