「私、まだ高校生ですし……」


「雪那は嫌なの?」


「え?」


「一生、俺の隣にいるのは」




 心の奥の奥まで貫かれるような
 熱のこもった瞳で見つめられ。

 心臓が破裂しそうなほど、
 波打っている。



 どうしよう……

 幸せすぎて、倒れそう……



「私で良ければ……
 一生、千柳様のお傍においてください……
 メイドでも何でもしますから……」


「雪那はもう、
 俺のメイドじゃないでしょ?」


 それって……?


「俺の最愛の人」