蜜甘同居こじらせ中 その後 短編集




「俺、警告したつもりなんだけどな」


「え?」


「これ以上、雪那が可愛くなったら、
 襲っちゃうよって」



 イジワルそう微笑む千柳様は、
 私の手を、思いっきり引っ張った。




 抱きしめられちゃう?



 そう思って、ドキドキしたけれど……

 千柳様の隣の椅子に、座らされただけ。




 私の耳に、唇を近づけた千柳様。

 ぬるい息吐息混じりの、甘い声をささやいた。




「安心して。雪那が卒業までは、
 襲わないでいてあげるから」


 千柳様の声だけで、痺れちゃいます///