「天音君……なんで怒ってるの?」
「せっちゃんが、
千柳さんを甘やかしすぎだからでしょ!」
それって、怒るようなことかな?
「天音君に迷惑をかけたことなんて、
無いと思うけど……」
「へ~。
これを聞いても、そんなこと言える?」
だから、天音君。
悪魔に乗りうつられた顔を近づけるの、
やめてよ!
少しでも、天音君から逃げたくて。
私の左頬が壁に当たるくらい
顔を真横に背けた。
でも天音君の攻撃は、
一向に弱まる気配がない。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…