何が起こったのかわからなくて。 固まったまま、目をパチパチ。 キスの魔法で、 マネキンにされてしまった私。 「心美が可愛すぎて、我慢できなかった」 綺月君の甘い恋の呪文が、脳に届き。 体の硬直が溶け。 今度は、慌てふためくロボットに。 「わ……私には…… 可愛いという言葉は……無縁で……」 「俺が可愛いって言ってるんだから、 そろそろ信じろよな」 「ま、そういう恥ずかしがり屋の心美に、 惚れたんだけど」と、付け加え 綺月君は、私の頭を優しく撫で撫で。