凛とした綺月君の瞳が、 私の瞳に幸せを注いでくれる。 綺月君を見つめれば見つめるほど 磁石のように引き寄せられ。 燃えるような視線を、 ほどくことが出来ない。 「心美も、 俺に言うことがあるよな?」 「えっ?」 腕を解かれ。視線もほどかれ。 私の前に立った綺月君。 「俺が嫉妬で狂いそうになったら、 何をしてくれるんだっけ?」 悪そうな顔で、私に微笑みだした。 私は両手で、綺月君の手を握る。 想像以上に温かくて。 手から伝わる綺月君の熱に、 心拍数が上がってしまう。