綺月君のことは大好きなのに 自分の心なのかに ごまかせない強い意志がある。 『人を無視する人間』には、 絶対になりたくない。 私がイジメられてきたあの辛さを 他の人に味わってほしくない。 綺月君の傍にいたいのに。 無視はしたくない。 私は、どうしたらいい? 考えてもわからなくて。 立ったまま、 顔を歪めることしかできない私。 その時、 綺月君が立ち上がり。 後ろから 私を思いっきり抱きしめた。