オマエが堪らなく愛しいよ。

午後の授業はサボるんだって。



私もそろそろ戻ろう。



「またね、狼」


「あぁ?なに、また来んの?来んな来んな」



「じゃあちゃんと授業出て」


「なんでお前に指図受けなきゃなんねーの」



「学校は、勉強するところだから」


「ケッ。優等生かよ」




どこかへ行ってしまった。



狼と友達、なれなかった。



てんちょ、友達作り難しいよ…。


どうしよ…。



教室戻ったら、また人が群がってきた。


私って、そんなに物珍しいのかな…。







そんな感じで過ぎていった今日。


なんだか、疲れた。









「ただいま、てんちょ…」


「おー。どした?疲れたか〜?」


「うん…」



「お疲れさん。飲むか?」


「砂糖も…」


「あー、はいはい」



ブラックコーヒーは飲めなくて、砂糖を3杯入れてやっとマイルドになる。