場所を変えて、先生とお話することになり、向かったのは図書室。


先生は本が好きなんだって。



「それにしても、折坂さん美人さんね。写真より実物がいいって本当ね〜」



「先生も…ステキ」


「やだ、折坂さんったら!」



「お話、何?」


「そ、そうだったわ!えっとね、本来これは担任の仕事なんだけど、代わりに副担任の私がさせてもらいます」



「…先生、担任じゃないの?」


「あら?お手紙に副担任って書いたわよ?」




そういえば、あの手紙の担任って文字の前滲んでた。



先生、副担任だったんだ。


じゃあ、担任の先生は?