オマエが堪らなく愛しいよ。

学校に行かないから、友達もいなくて。



流行りのモノとか、ドラマとかマンガとか。


何も知らない。




何も…興味ない。








プルルル。


っ!


び、びっくりした。


あ、お兄ちゃんからだ。



ケータイの画面上にお兄ちゃんの文字が映し出されていて、着信に応じる。



「もしもし、お兄ちゃん」


「お、小兎〜!相変わらずか?にぃにだぞ〜」


「うん。なに?」


「相変わらずだな〜。御門《ミカド》は?」


「仕事行ったよ」


「ちゃんと行ってんだな」



関心、関心と呟くお兄ちゃん。


誰目線なんだろうか。