オマエが堪らなく愛しいよ。




「無理に…飲まなくていい」


「いや、別にそういうわけじゃなくて…なんというか…その…」



「小兎、お礼伝えたいだけ」


「…は?」



「菻之介、怖かったけど、助けてくれた。あの…ありがとう」


「…いや、別に。なんというか、俺も…その、悪かったな!!言いすぎたかも…」



「かもじゃないよね、そのかもって」


「だよねぇ。リンのかもはかもじゃないよねぇ〜」




「オマエらほんとにウルセーな。つーか、オマエ今俺のこと呼び捨てした?」




い、言えた…。


これでちょっと、スッキリ。



なんかまだムスッとしてる菻之介だけど、ミルクココアは飲んでくれた。




てんちょには、ブラックコーヒーをプレゼントした。


タバコ吸ってから飲んでくれるって。