は!!


よ、呼ばれた。



小兎、初接客頑張る。





「はい」


「えっと、パンケーキとフルーツサンド1つずつお願いします。それと、ホットコーヒーとレモネード」


「はい」



「あ、この数量限定のチーズケーキある?」


「えっと、わかんない、です」



「え?」








「あーっと、すんません。コイツ新人なもんで。代わりに答えます。あと残り2つです」


「あ、そうなんだ。じゃあそれも」


「お1つですね。少々お待ちください」





突然現れた謎の男。


メモ帳とペン、シュポって取られた。



丁寧にお礼をするその人は、私の手をグイッと引いてバックヤードに連れていく。



そして、突然てんちょに向かって叫び出した。