さてと。
「着いてこい。家出少女」
「うん」
素直なんだか、なんなんだか。
コイツのこと、まだ何ひとつ掴めてねぇけど。
とりあえずコイツに宿の提供。
つっても、俺の相部屋は…逮捕だよな。
あー、倉庫でいいか。
この間律騎《リツキ》が使ってったばっかだし、必要なもんなら残ってるだろ。
俺の後ろをテケテケ歩いてくるコイツを倉庫に案内した。
倉庫っつっても、エアコンもあればベッドもある…。
このベッドのシーツは変えるか。
律騎クセェしな。
「とりあえずここで寝ればいい」
「うん」
「オマエ、バックそれだけ…」
「うん」


