オマエが堪らなく愛しいよ。

ほんとに16かよ。



俺、騙されてねぇかな。




「おじさんのお店?」


「あ、そうそう。俺の愛しの店。タカラモン」



「たから、もの」



「俺、店長ね。バイトは2人。1人はオマエとタメだな」


「タメ…?」


「同い年ってこと」


「そっか」




砂糖を3杯入れたコーヒーを、おいしそうに飲む。



まつ毛に湯気、かかってるぞ。





さぁ、そろそろキミの話を聞こうか。



「どっから来た?ほんとに1人か?」



「どこ、だったんだろう。わからない。今は1人」



「じゃあ、前は誰かといたってことか?」


「うん」



「親?」


「違う。ミカ君」



「えーと、ダレ?」


「彼氏」


「ほう」




ま、いるわな。